
カレーの壺シリーズ お役立ち情報
こんにちは。
“あっという間”に本格スリランカカレーが作れる、「カレーの壺シリーズ」の商品開発を担当している、ふっきーです。
カレーの壺シリーズの人気商品、スパイスの香り高く奥深い味わいが手軽に楽しめる「カレーの壺 レトルトカレー」が、7月3日(金)にリニューアル発売をいたします!
2017年の発売から、はや9年。
チキンカレー・ポークカレーの2種類からはじまり、新しい仲間のひよこ豆カレーとキーマカレーが加わって、日々の食卓はもちろん、外出がむずかしかったコロナ渦では、備蓄的お助けアイテムとしても、われわれの胃袋を支えてくれました。
カレーの壺の生産者マリオさん&シェランさん親子が住むスリランカでは、コロナ渦に続いて、2022年に深刻な経済危機が起こり、エネルギー不足や物価高騰、食料不足などの混乱がありましたが、マリオさんたちは「いまできること」の精神で、ワーカーさんたちと共に知恵と力をあわせ、困難な状況を乗り越えてきました。
スリランカの経済危機におけるマリオさんたちのプロジェクトについて詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
「スリランカ応援キャンペーンやります!」のコラム >
「続報!スリランカのいま」のコラム >
レトルトカレーにそろそろ新しい風を吹き込みたいな、と構想を練り始めたのは、その経済危機をなんとか乗り越えた頃から。
新しい味を追加するのか、いっそのこと違う形にかえてみようか…?など、どうすればみなさまに、マリオさんたちが作るおいしいスリランカカレーをもっと知ってもらえるか、もっと喜んでもらえるのか、もんもんと考える日々が続いていました。
今回のコラムでは、そんなもんもんの日々からの、マリオさんたちとの切磋琢磨の商品開発の末にたどり着いた、新レトルトカレー完成までの道のりと、商品の背景にある、生産者や商品開発担当の想いを、ぜひ知っていただければと思います。
スリランカの「カレーの壺」生産者、マリオさん(右)&シェランさん(左)親子。来日した際に、料理撮影のためキッチンスタジオにて。
長らくご好評をいただいた「カレーの壺レトルトカレー」。レトルトとは思えない香り高く奥深い味わいで、添加物や小麦粉も不使用です。いったい、みなさまにはどんなものがよろこばれるだろうか?
カレーの壺シリーズの中でもロングセラーの定番、2001年から約25年にわたり愛され続ける「カレーの壺 ペースト」や、約9年にわたるレトルトカレーの販売を経て、第3世界ショップとマリオさんが作るスリランカカレーの“味”を世に広めるという初期の目標は、ある程度はできてきたのか。
もっとみなさまによろこんでもらえて、もっともっとおいしいスリランカカレーを知ってもらうために、次の段階で何ができるのか?
そんなことを考える中で、おいしさだけでなく、その根っこにある、いろんなものをミックスして受け入れる、懐の深い“スリランカの食文化”ごと体感してもらいたい!という気持ちが芽生えてきました。
スリランカの食文化といえば、なんといっても、スリランカを旅した時に体験する、わくわく感が止まらない「スリランカプレート」は外せません。
スリランカではご飯を食べるとき、数種類のカレーやおかず・調味料をワンプレートにいろいろのせて、混ぜながら食べる文化があります。
スリランカプレートは、1つのお皿にいろいろのせて混ぜるとおいしいし、「次は、こことここを混ぜてみよう。」、「これものせたたらどんな味になるかな?」など、あれこれちょっとずついろんな味を楽しみたい好奇心を非常にくすぐられ、食べながらの “わくわく感”が止まりません。
この、きっとどんな人も満足してくれるであろう、“お皿の上に広がるわくわく感”をぜひ伝えたい!ということで、おうちにいながら、現地で味わうスリランカプレートが簡単に楽しめるレトルトカレーはどうか、という構想にいたりました。
マリオさんに話すと、「いいじゃない、いいじゃない♪わたしも、そろそろなにか変えたらいいじゃない?と思ってたんだよー。」との好反応。
こうして、「おうちで旅するスリランカ、ご褒美カレープレート。」をテーマに、レトルトカレーのリニューアルプロジェクトがスタートしました!
スリランカ出張でのある日のご飯。お肉・お魚・お豆など、具材ごとに香りや味わい・辛さも異なる数種類のカレーに、副菜なども盛りだくさん!
もりだくさんのメニューから、自分の欲望のままににお皿に盛れば、スリランカプレートの完成!次はどんな味かな♪という“わくわく感”がはんぱない。一般的なスリランカプレートは、お肉orおさかな系のカレーに、豆や野菜系のカレー2~3種と、サンボル(※1)などの副菜や、スリランカではカレーのお供の定番な調味料チャツネ等を少々、そしてごはん、が基本。
コンセプトである、“スリランカを旅して味わうスリランカプレート”を、おうちで簡単に楽しんでもらうとなると、1箱に何をセットすべきか。
カレーは2種類以上に副菜も一緒に入れたいが、種類が多すぎると箱サイズがどんでもないことになり、物理的にむずかしい…、などなど、いろいろ検討を重ねた結果、カレー2種類に、カレーに混ぜれば絶品!な相棒チャツネを加えた、基本のスリランカプレートが作れるセット内容に決定。
チャツネは、野菜やフルーツにスパイスを加えて煮込んだソース・またはジャムのようなペースト状の調味料で、カレーに混ぜることでより深い味わにしてくれる、スリランカカレーに色どりを添える欠かせないアイテムです。
スリランカを旅行しているように、様々なおいしさのカレーを楽しんでいただきたいので、カレー2種の組み合わせはいくつかのバリエーションを作って発売を目指すことに。
セット内容の大枠が決まり、さあ肝心のカレーはどの種類にしようか。
思えば、最初に発売したレトルトカレーの商品開発を始めたのは2014年、最初の商品開発から10年以上経てのリニューアル。
その間、アイディアマンであるマリオさんは、来日するときはたいてい新作や試作品などカレーのサンプルを持ってきてくれていました、
そのたびに社内で試食を重ねてきたので、ますはその総ざらいからスタート!
マリオさんのカレーは、大抵いつもおいしい。
ときどきは、日本人の舌にはOh!というような個性的なものもあるけど、おおむねとてもおいしい。
そのなかでも、スタッフの評価の高かったカレー、スタッフがスリランカ出張で食べておいしかったカレーなどをピックアップし、改めて試作・試食を開始することに。
スリランカ出張で食べた魅惑のカレーたち。チキンカレーにお豆のダルカレー、魚介のカレー、フルーツのカレーなどいろいろあったが、はたして選ばれたのは!?
マリオさんの試作品の数々。同じ具材でも味のバリーションは何種類もあり、毎回3~4種類を試食してを10回以上繰り返して、これ!というカレーを選び抜きました。新レトルトカレーの商品開発にあたり、社内の有志を集めた「カレー部」なるものを結成し、食べる→考える→改良依頼→食べる→考える→改良依頼、を繰り返す日々。
確認できただけでも、食べたカレーは、え、30種以上!?
あまり大食いではないふっきーは、試食の後はお腹がパンパンに。おいしすぎる産みのくるしみ。
そんな、おいしい・くるしい・でもおいしい!な日々を経て、ついにスリランカプレートにするカレーが絞られましたので、ご紹介します!
●いつでもよりそってくれる、ダルカレー
セットにするカレーは何がいいだろう?と考え始めた際に、真っ先に候補に挙がったのが「ダルカレー」。
ダルカレーはレンズ豆で作るカレーで、スリランカの食事には欠かせない、シンボル的なカレーです。
実は『カレーの壺レトルト ひよこ豆』発売にあたり、商品開発の段階で並みいる候補の中で決勝戦まで残っていたのが、このダルカレー。
当時は1種類のシングルカレーでの発売だったため、“食べごたえの満足感”という点でかなり競った末に、僅差でひよこ豆カレーに軍配が上がったという裏話が。
スリランカ出張のコラムにもあるように、2023年の出張の時に初めてスリランカに行ったスタッフにゃおりんが感動したのは、ダルカレーのおいしさ。
ご飯のときはたいてい出てくる、日本でいうお味噌汁的な存在で、辛いのもあったり、まったく辛くないマイルドなのもあったり、同じダルカレーでも味わいも様々。
スリランカ出張では朝ごはんに毎回、マイルドなやさしい味のダルカレーが出て、するっと食べれて、本当においしい!
食いしん坊のにゃおりんも、そんなに食べないふっきーも、もう完全同意。
スリランカプレートにするなら、いつでもそっとよりそってくれる「ダルカレー」は外せません。
●やっぱり、ベテランのおいしさも欠かせないよね!
ダルカレーは当確、では他はどうしよう。
さまざまなお肉、お野菜、ちょっとペッパーの感じが強めなもの、辛いもの、酸味の強いもの、他にも色々な種類のカレーを試食。
でもでも、結局やっぱりこれがおいしい~とスタッフが原点回帰したのが、いままで販売を続けてきて、みなさまに好評をいただいている『カレーの壺レトルト チキン』、『カレーの壺レトルト ひよこ豆』、『カレーの壺レトルト ポーク』。
チキンとひよこ豆はそのままのおいしさで、ポークはスリランカプレート用に改良しバージョンアップして、ベテラン勢が再選!
スタッフの「カレーの壺レトルトカレー」への愛を感じたチョイスとなりました。
スリランカ出張でご飯に出てきたダルカレー。辛いタイプもいいですが、するっといけるマイルドタイプはやみつき!“カレーは飲み物”にも納得。
長年ご愛顧いただいたチキンカレーとひよこ豆カレーはそのままのおいしさで再登場&バージョンアップしたポークカレーもお見逃しなく!●虎視眈々と、ジャックフルーツ
そしてラストは、ハジメマシテの「ジャックフルーツカレー」!
日本ではあまりなじみがないかもですが、スリランカでは日常的に食べられているカレーです。
マリオさんから最初にジャックフルーツカレーのサンプルをもらったのは、わたしの記録が正しければおそらく、カレーの壺レトルトの発売の年である2017年。
ジャックフルーツは、スリランカの特産品のフルーツで、見た目はでっかいドリアン的なトロピカルフルーツです。
世界最大のフルーツとも言われ、お肉のような食感があり、昨今ではベジタリアンやヴィーガン向けの食材として、世界で注目されています。
カレーのサンプルを初めてもらった約10年前の当時、ジャックフルーツになじみのなかったわたしは、なあにそれ?フルーツ?やさい?と、頭が「?」に。
マリオさんは「いやいや、ヨーロッパのベジタリアン界隈では人気なんだよ!」と推してきますが、わたしを含めスタッフは「いやー、日本人にはうけないよ…」と、即却下に。
そこから数年おきに、忘れたころに改良されては届く、マリオさんからのジャックフルーツカレーのサンプル。そのたびに、
マリオ:やらないのジャックフルーツ?おすすめよ?
スタッフ:うーん、試作は食べてみるけど、おいしいけど…今回はやめとこうかな…
の繰り返し。
でもある時、あれ、これ、なんか食感が本当にお肉みたいでおいしいね?いけるよ、そうか、ジャックフルーツカレーっておいしいんだ!と徐々においしさを認識しはじめるわれわれスタッフに、しめしめにんまりのマリオさん。
今回のリニューアルにあたり、スリランカプレートが作れるレトルトカレーの企画をマリオさんに話したところ、
「え、次のレトルトはカレー2種をセットにするつもり?じゃあベジタリアン向けアイテムとして、ジャックフルーツカレーはどうだ?単品では怪しまれても(笑)、スリランカプレートのセットで入っていれば、よりおいしさが伝わるんじゃないか?」と、熱烈なプッシュが。
長年にわたるマリオさんの推しを受け、そういえば、おいしかったサンプルあったなと思いだし、久々に試食してみることに。
うん、やっぱりおいしいね、ヘルシーだし、なによりほかでは食べれない、スリランカならではのカレーだし、スリランカプレートを紹介するなら、ジャックフルーツカレーのデビューはいまかも!?
そして時は満ちた!不死鳥マリオ&ジャックフルーツの粘り勝ちで、ついにみなさまのもとへ、マリオさんイチ推しの「ジャックフルーツカレー」をお届けできます!
マリオさんのイチ推し!お肉のような食感が楽しめることから、ベジタリアン食として人気が高まっているジャックフルーツ。スリランカカレーでは定番の具材です。
現地で食べたジャックフルーツカレー。具の大きさは作り手により様々で、この時はザク切りでか仕様。本当にお肉を食べているような満足感がありながら、くせは少なくスパイスもしっかり感じる、うーん、スリランカ!こうして、スリランカのマリオさんチームの開発部隊の努力と、マリオさんのセンス、そして、われわれのたくさんの試食を経て、スリランカプレートがおうちで簡単に楽しめる、新しいレトルトカレーが完成しました。
「もう無理かもー、発売できないかもー」と、しょっちゅうくじけそうになるカレー部を救ってくれるのは、マリオさんの「これをこうしたらおいしいかも」、「こんなのはどうだ?」と、どんなときにも作ることを楽しんで歩みを止めない、あくなきチャレンジ精神と、ピンチをチャンスにかえていく行動力。
試作を重ねるマリオさんとのミーティングの中で、特に印象に残っているのは、
「この内容で本当にお客様は満足できるのか?
第3世界ショップも満足いく形を作りたいだろうが、われわれとて、いいものを提供したいのだ。
お客さんに響かないと困る。」
というマリオさんの言葉。
心にガツンと響き、背筋の伸びる思いだった一言です。
おかげさまで、みなさまにご満足いただけると自負する、スリランカプレートがおうちで簡単に楽しめる、新しいレトルトカレーが完成したよ、マリオさん。
われわれの汗からカレーがにじむような日々のことは置いておいて、とにかく、みなさまに喜んでいただける、おいしいものができたと思います。
スリランカプレートでセットになるカレーの組み合わせは、「ジャックフルーツ&ダル」のベジタリアンセットに、「チキン&ひよこ豆」のベテラン復活セット、そして、バージョンアップしたポークカレーが入った「ポークキーマ&ダル」の3種類。
7月3日(金)の発売に向けて、ただいま絶賛がんばっております!
スリランカを旅する気分が味わえる「混ぜて楽しむスリランカプレート」、みなさまお楽しみにお待ちください!
マリオさん&シェランさん来日時のミーティング風景。いつもはニコニコの2人も、よりよい商品をみなさまに届けるため真剣な表情です。
家事や仕事で忙しい毎日に、スリランカを旅する気分を味わえるカレーで、心も身体も満たされる、自分へのご褒美時間をお過ごしください。※1)サンボルとはココナッツフレークに唐辛子・青菜・玉ねぎなどを和えて作る、スリランカの食卓に欠かせないふりかけ的なものです。
第3世界ショップの人気商品「カレーの壺シリーズ」は、スパイスの香り立つ本格スリランカカレーが“あっという間”に作れるカレーペーストをはじめ、手軽に本格スリランカカレーが楽しめるレトルトカレー、ココナッツミルクやチャツネやなどスリランカの食卓に欠かせないスパイス・調味料など、ご家庭で簡単に本場スリランカの味がお楽しみいただけるシリーズです。カレーの壺シリーズで使われているスパイスは、温活・代謝アップ・食欲アップなど、美と健康をサポートする効能がたっぷり。毎日の食事にぜひ取り入れてください。

安心・安全な原材料
カレーの壺ペーストとレトルトは、スパイス・ハーブ・香味野菜の絶妙な配合により、化学調味料や動物性原材料、香料や保存料など添加物を使わずにスパイスの香りとうまみを引き出しています。スパイス・調味料も、素材本来のおいしさを生かすため化学調味料や保存料などは不使用です。カレーの壺シリーズに使われているスパイスやハーブは、できる限り自社農園もしくは提携農園にて、農薬や化学肥料を使わず栽培したものを使用しています。 詳しくはこちら >

カレーの壺シリーズの生産者
生産者は「スリランカを世界一のスパイス基地にしたい!」と奮闘するマリオさん一家。スパイス農家の自立を支援することで農村から直接世界へ通じるマーケットを開くことに取り組み、農家へ有機栽培の指導をしています。工場では福利厚生が充実し、従業員住居、無料の食堂、レクリエーション施設のほか、障がい者の雇用促進、従業員の子供などへの奨学金制度、内戦後の元少年兵や戦争未亡人などの雇用促進等、地域の問題解決に取り組んでいます。 詳しくはこちら >