CWBとは

CWBとは

CWBとは

国境を越えて課題解決に取り組むグループ、Community Work Beyond Border(CWB)、として現在8か国で活動し、それぞれの拠点で自分の地域の問題を解決していくため、国境や世代を越え、互いに研鑽する集まりです。私たちはアジア各国にCWBの輪を広げ、様々な働き方・価値観をつなげていきます。

CWB拠点

・カンボジア(2つの拠点)
・ミャンマー
・ネパール
・日本(3つの拠点)
・インド
・フィリピン
・インドネシア
・スリランカ
※2024年現在
CWBカンボジア

CWBが運営する学校PhumAsia(プンアジ)

カンボジア

CWBカンボジアは2015年より、カンボジアのコンポントム州にて若者の教育や文化保全、カシューナッツの6次産業化に取り組んできました。しかし、単に居場所や仕事を提供するだけでは若者の起業には限界がありました。そこで、これまでの経験と人脈を活かし、現地の文化や暮らしをそのまま体験する「コミュニティベースドツーリズム」という新しい観光の形に挑戦し始めました。

コミュニティベースドツーリズム

私たちが目指すのは、有名な観光地を「消費」するだけの旅ではありません。観光客が集中して地域を壊してしまうオーバーツーリズムや金銭的な観光地化を追求するのではなく、地域コミュニティを大切にするツアーを企画しています。参加者は単に場所を訪れるのではなく、現地の伝統的な編み物、歴史、食や薬草文化など、参加者が自分の関心に合わせて「コミュニティや人に会いに行く」体験を大切にしています。

具体的な取り組みと生まれる繋がり

実際の活動では、日本の大学生が原住民族クイ族と生活を共にし、伝統的な松明作りや鉄加工を体験したり、日本の縫製技術者が現地の素材を用いた商品開発をツーリズムの中で行っています。ここでは参加者を「お客様」として特別扱いせず、現地の日常や不便さも共有することで、互いの「違い」を発見し合う関係性を重視しています。この交流は、参加者にとっては自身のスキルを活かす場となり、現地の人々にとっては自国の文化に誇りを持ち、正当な評価を受け取る仕組みとなります。特にコンポントム州サンボー地区をモデルとして、歴史的文化を現代に生かす「探索・発見の旅」を推進し、新たなコミュニティビジネスが生まれる可能性を探っています。

地域と一緒に育てる、これからのプロジェクト

観光を入り口として、様々な活動を広げていきます。

・SEAN貿易: パームシュガーやカシューナッツなど、ツアーを通して出会った生産者から直接購入し、日本や周辺国へ届けます。生産者と購入者を直接つなぎ、村の人々に正当な収入が届く仕組みを整えます。

・文化交流: 小学校での文化普及プロジェクトを継続し、子供たちが伝統のクメールダンスを通じて自分たちの文化に誇りを持てる場をつくります。アジア各地に広がる文化の共通性と多様性を学ぶ場とし、平和への理解も深めます。

・畑の活用: カシューナッツ畑を再生し、小規模な事業再開を目指しています。また、ゴマの生命力に着目し、新たな栽培実験にも挑戦しています。。

CWBカンボジアは、これらの活動を通じて、地域の新しい価値を見いだし、カンボジアと日本、そしてアジアを繋ぐ新しい循環の形を追求し続けます。

来日ツアー第2弾 クメール舞踊ドラマ開催しました!
クメール舞踊ドラマ来日ツアー
CWBネパール

編み物のトレーニングを受ける女性たち

ネパール

CWBネパールは、代表のアリヤさんスジャーナさん夫妻によって運営されています。2015年4月に大地震がネパールを襲い、多くの人々の命を奪い、住居を破壊しました。当時24歳のアリヤさんは、草の根活動でネパールに貢献したいと活動している若者でした。そんな時、CWBと出会ったアリヤさんは、被災の悲しみの中にいる女性たちの気を紛らわす事を目的とし、編み物の仕事を提供することにしました。 様々な女性グループが一緒に座って学び、一緒に仕事をすることで、地震の後に感じていた苦しさや悲しさから少し解放されるようでした。日本からニットデ ザイナーの三園さんとCWBチームがネパールを訪れて編み物を教え、ネパールの102人の女性にトレーニングを提供しました。ネパールの中でも異なる民族的背景をもつ女性たちの視点を理解し、互いに教え合ったり励まし 合ったりするのにスジャーナさんが大活躍しました。スジャーナさんの力で別の民族同士がリラックスして仕事に取り組み、活動の意味を理解し、シェアすることができました。アリヤさんはCWBのサポートの下、2018年 CWBネパールを立ち上げました。その活動は、こうした機会を通じて、経済的または社会的に疎外された女性たちの、暮らしの向上に貢献しています。

CWB楠クリーン村

耕作放棄された茶園を見事に再生

楠茶帆(くすのきちゃほ)

山口県宇部市楠にて、20ヘクタールに及ぶ山を管理し、お茶・お米・ブルーベリー等の農産物の栽培や養鶏を行いながら、「自給自足による暮らしのモデル作り」に挑んでいます。

学生の情熱から、地域の未来を担うブランドへ

お茶事業の始まりは2007年、山口大学の学生たちによるお茶園の再生プロジェクト。それから歳月を経て、地域の特産物を活かした商品開発や、自給に意欲的な地域の人々と苗づくりから収穫まで米作りを共にする「楠田んぼ隊」など、多角的な「農」の取り組みを広げてきました。

2026年、「楠茶帆」として新たな帆を掲げる

「楠」という土地に育まれながら、活動を通じて未来へと繋がる存在でありたいという想いから、2026年、農園名を「楠クリーン村」から「楠茶帆(くすのきちゃほ)」へとリニューアルしました。土地に伝わる知恵を学び、自分たちの手で暮らしを創り出す。そんな、自然と共にある飾らない日々の中にこそ、これからの世界が求める「持続可能な未来」があると信じています。私たちはこの場所で、楽しみながら歩みを進めています。

2002年 山口大学の学生が人手不足の農家を手伝う援農を目的としたNPO法人を立ち上げる。

2007年 農地取得。耕作放棄された茶園の再生をはじめる。

2010年 はじめての商品が完成。「山口県楠でぼくらが作ったお茶」シリーズ販売開始。

2011年 自給自足を中心とした生活の基盤作り開始。エネルギー自給やセルフビルド建築開始。

2014年 事業自立に向けた経営を開始。商品開発や販売業務に力を入れ始める。

2023年 楠地域の人々と協力して山林を管理する里山整備班発足

2024年 イベント&キッチンスペースを備えた集会所セルフビルドにて完成

2025年 田んぼ隊活動開始(先ほどの紹介文を参考に)

2026年 農園名を「楠クリーン村」から「楠茶帆」へ