胸キュンなイケオジ、イヴァンさん

胸キュンなイケオジ、イヴァンさん

フェアトレードコーヒー パロ・ブランコ農園訪問記

こんにちは。スタッフの山崎です。

グアテマラのフェアトレードコーヒー生産者、パロ・ブランコ農園をスタッフが訪問したときのこと。

農園があるのは、グアテマラのウエウエテナンゴ県。
「ウエウエテナンゴ」って、つい言いたくなっちゃうような名前ですよね。

先住民の言葉で「ウエウエ」は古い、「テナンゴ」は街とか集まる場所で、「古い街」的な意味だとか。

グアテマラには「テナンゴ」の付く地名がたくさんあり、同じグアテマラのコーヒー生産者、サンタ・フェリサ農園があるのは「アカテナンゴ」です。

パロ・ブランコ農園は2011年に大規模なさび病に襲われたことをきっかけに有機栽培に切り替え、有機認証のほか、持続可能な農業の基準を満たした農園に与えられる「レインフォレスト・アライアンス認証 (※1)」も取得するなど、環境へ配慮し自然と共存しながらコーヒー栽培に取り組んでいます。

最近では長年の努力が実り、コーヒーの国際的な品評会であるCOE(カップ・オブ・エクセレンス (※2))グアテマラで入賞も果たしました。

現在の農園主は3代目のイヴァンさん。
代々コーヒー事業を営む家系で、農園を引き継いでからは、有機栽培への切り替え、認証取得、コンテスト入賞など、どんどん新しいことに挑戦し続けています。

そんな、真摯にコーヒー栽培に取り組むイヴァンさんには、おちゃめな一面があります。

まずは、カメラを向けるとモデルばりに「キメ顔」「キメポーズ」をとります。

農園内での自然な姿を撮影しようとカメラを構えると、すぐさま察知しキメ顔でポーズ。
カメラ目線の素敵な写真がたくさん撮れるのはよいけど、自然な姿も撮りたいのになかなか撮れない…。

コーヒー豆を手ですくった写真が撮りたい!とリクエストした時は、収穫直後のコーヒーチェリー、乾燥中や皮むき後など、あらゆるバージョンの豆を手ですくっては「これもやる?これも?」と率先してカメラに向けてくれて、サービス精神豊富なモデル魂を発揮。

レオン風イケオジカメラに気づくとすかさずポーズでカシャッ。ポケットに手を入れレオン風イケオジに。
農園内のワーカーたちの住居 分厚いぷかぷかの手で、色々な段階の豆をすくっている様子。皮をむく前の赤いコーヒーチェリー。

さらに、胸キュンな心遣いも見せてくれます。

スタッフ訪問の際、イヴァンさんが車で空港に迎えに来てくれて農園に向かったのですが、車に乗り込むと「サンドイッチあるよ」と、小ぶりなクーラーボックスを渡してくれました。

中にはイヴァンさんの手作りサンドイッチと紙パックジュース!
しっとり柔らかいパンに、ツナ?チキン?っぽいタンパク質と野菜が挟まった素朴なもの。

この日は飛行機の到着時間の都合もあり、ゆっくりランチをする時間もないからと、移動中の車で食べられるよう用意してくれていたのです。

ふわふわのやわらかサンドイッチ。しかも温かい!
朝ごはんを食べた後でしたが、イヴァンさんのやさしさが嬉しくて、ぺろりと食べてしまいました。

「きっと、途中でおなかすいたって言い出せないだろうしねー。」とか想いながら、日本から来るスタッフのために、朝からせっせと用意してくれたのでしょうか。

そんな姿を想像すると、なんだか娘を想うパパみたいでほっこり。

くじゃくを発見! 袋に入ったサンドイッチ。夢中で食べてしまい中の写真はないです…。お供のジュースは桃ネクター。
眺めはサイコー農園へ向かう車窓から。山道をぐんぐん登ります。デコボコ道も華麗に運転するイヴァンさん。

そして帰りの空港までの道のりでは、第2のサンドイッチwith素敵景色の演出も!

高度1,700mほどの高地にある農園から空港に向かう途中、山を下る前の見晴らしのいい高台でふいに車を停めたイヴャンさん。
おもむろに渡してくれたクーラーボックスに入っていたのは、もちろん手作りサンドイッチ。

農園の視察や撮影も無事終わり、ほっとしている絶妙なタイミングに、すばらしい景色の中で手作りサンドイッチをいただく癒しの時間をくれました。

景色のいいところを選んで、帰る前にリフレッシュさせてくれたのでしょうか。

素敵景色の演出とか、手作りのしかも温かい状態でサンドイッチをくれるとか、されたら好きになっちゃうパターンのやつですね。

環境へ配慮しながらコーヒーの有機栽培に取り組む胸キュンなイケオジ、イヴァンさん。

そんなイヴァンさんの「パロ・ブランココーヒー」は、すっきりとした飲み口と、まろやかな甘みが特徴のオーガニックコーヒーです。

作り手のイヴァンさんへ想いを馳せながら、ほっと一息なコーヒータイムをぜひお過ごしください。

パロ・ブランコ農園の紹介はこちら >

眺めはサイコー標高1,700mにある農園からの見晴らしはサイコー。サンドイッチを食べた場所もこんな感じのナイスビュー。
淡いグリーンの生豆 「生豆」とよばれるコーヒーチェリーから取り出した種。淡いグリーンで、焙煎することで茶色のコーヒー豆に。

※1 レインフォレスト・アライアンス認証は、森林や生態系の保護、土壌や水資源の保全、労働環境の向上や生活保障など、持続可能な農業のための厳しい基準を満たした農園に与えられる認証です。

※2 COE(カップ・オブ・エクセレンス)はコーヒーを輸出する各国で行われるコンテストで、出品された数百の優れたコーヒーからほんのわずかのコーヒーにしか与えられない称号です。

フェアトレードコーヒーのご紹介

フェアトレードコーヒー

作り手の顔が見える
フェアトレードコーヒー

第3世界ショップのフェアトレードコーヒーは、自然の力を重視し、環境へも配慮し栽培された、作る人にも、飲む人にも優しいコーヒーです。

原産国しかわからない一般的なコーヒーとは違い、スタッフが直接産地に赴き、 農園・作る人の理念に共感した「作り手の顔が見えるコーヒー」は、コンテストで入賞歴のある高品質なコーヒーを作る生産者たちから届きます。

安定的、継続的に購入することにより、コミュ二ティの仕事創り、生活向上を応援しています。

福祉施設/アトリエ 嬉々!! CREATIVEの個性的なアーティストたちが手がける、ポップでキュートな限定アートパッケージ『Artisanシリーズ』のドリップコーヒーも!