Fair trade party 開催します!

CWBネパール

~MINGプロジェクト~
インド・アジアからネットワークづくりを学ぶ
第29回 Fair trade party

今、私たちの周りにはモノが溢れ、選択肢も溢れ、何が正しいのか、どう生きていけばよいかわからない、難しい時代です。第3世界ショップは、そういう時代でも楽しくワクワク生きていこうと、アジア、インドにフィールドを広げています。そして今年、アジアの人々の伝統的な生活の知恵、文化に学び、何を捨て、何を選ぶのか、「私たちが未来に残したい豊かさ・幸せ」を提案する参加型のブランド「MING」を始めました。

自分の問題意識を事業化し、その活動を広げ、持続させていく有効な手段にネットワークづくりがあります。日本よりはるかに男女間格差が大きくカーストの壁もあるインドで370人もの女性を組織された、マイソール大学教授ミーラ先生と、年齢も民族も様々なネパールの震災難民の女性たち102人の雇用を創出したニットワークプロジェクトを進めて来た、CWBネパールのスジャーナさん、お2人をゲストにお招きし、プロジェクト立ち上げの苦労談や継続の秘訣をお聞きします。10月15日(火)の夜、どうぞご参加ください!

ミルク組合でインドの女性の自立実現、ソーシャルニットワーク in ネパールで震災復興
~その苦労談と継続の秘訣~

日程:10月15日(火)
時間:18:30~20:00
場所:第3世界ショップ目黒オフィス 地図
参加費:一般 1,000円/学生 500円(スジャーナさんが作る軽食付)

●お申込み方法:Web予約・電話
●お申込み期間:10月11日(金)まで
●お問い合わせ:03-3791-2147(第3世界ショップ基金 金子)

※必ず事前申し込みをお願いいたします

ミーラ・ムンダヤットさん

ゲスト:ミーラ・ムンダヤットさん(マイソール大学教授)

元々は、女性や若者のエンパワメントを推進する社会活動家としてフィールドに入り、様々なコミュニティで地元住民と一緒にコミュニティビジネスの立ち上げ、仕事づくりに携わってきました。活動の中で、現場と机上との間のギャップ、現場だけでできることの限界にジレンマを感じていたそうです。コミュニティから社会を変えるには、フィールド(現場)からのアプローチ、アカデミック(学問)からのアプローチ、双方が必要なのではないか? そんな折、子育てのタイミングなどもあり、大学教授への転身を決意。いまは、教育、研究、ネットワーキング、執筆、発信、コミュニティ同士のマッチングなど、フィールドとアカデミックの両方を知っていて両方にネットワークを持つからこそできる方法で、コミュニティワークの推進に貢献し続けています。当日は、ネットワーキングの事例として、彼女が370人の女性たちを組織し、1,000頭を超す牛を育てる事業に成長した「女性のミルク組合」について、その立ち上げからお話しいただきます。

スジャーナ・シャキヤさん

ゲスト:スジャーナ・シャキヤさん(CWBネパール)

2015 年のネパール大震災後、難民の女性たちの仕事づくりを目的に、ゼロからの技術トレーニングから始まった「ソーシャルニットワークプロジェクト」。これは第3世界ショップが東北大震災の折に行った同プロジェクトを、ネパールの被災地にて行うことを提案し、アリヤさんとスジャーナさんという若い兄妹が名乗りを上げ、カタチにしたものです。アリヤさんは今年CWBネパールを法人として正式に立ち上げ、本格的にビジネスとして自立へ。幼稚園に勤めながら主に週末、ニットワークの仕事を手伝ってきた妹のスジャーナさんも、安定した幼稚園の職を辞して本格的に事業に取り組み始めます。現場に入り、自ら誰よりも一生懸命働く姿に、難民の女性たちは信頼をおき、ついてきました。様々な民族、文化、言語、習慣の違う102人の女性たちをまとめて組織してきた中での苦労や、継続の動機、想いなどをお話しいただきます。当日は、ベジタリアンの彼女が作る軽食もお楽しみください。

岩崎 安奈さん

司会:岩崎 安奈さん(CWBインド代表)

上場企業で営業職として働いていたが、2017年、「フェアトレード」に関わりたいとCWBのインターンを始める。同年7月より、インドに駐在しながら、地域ごとに特色のある生産者を回り、生産者とともに商品開発を進めるなど、インドの人・文化・商品を通して活動。現場で生産者と直接関わることを通して、「フェアトレードが嫌いになった」という言葉を残している。現在はCWBグループが国境を越えて展開する「コミュニティワーク」に、ハッピーのヒントを模索。2019年、南インドのバンガロールにCWBインドの事務所を開設し、本格的にビジネスで自立を目指す。