WWBジャパンについて

◆WWB/ジャパンができるまで〜設立までの経緯◆

◆女性起業家支援ネットワークの日本支部として発足。きっかけは、私たち自身が行っていた2つの社会事業

私たちWWB/ジャパンは、正式名称はWomen's World Banking/女性のための世界銀行日本支部 と言います。1990年に株式会社として起業支援事業を始めました。

 そもそも、融資などは行っていないのになぜ銀行?とよく質問を受けますが、これは私たちの元法人が、1980年に国連や世界銀行等のバックアップを受け発足したため。その日本支部として、私たちは主に起業支援セミナーを軸として活動を始めました。

**
◆「あまり儲からないけど、社会には絶対に必要!」という想いで始めた最初の事業

 もともと、私たちはWWB/ジャパン発足の前に2つの事業を行っていました。1つは、発展途上国の商品を買い叩くのではなく、生産者たちがきちんと生活をしていける価格で公正に貿易をしようというフェアトレードの概念から始まった「第3世界ショップ(※1985年設立)」。

これは、グループ創始者の片岡勝が37歳の時に銀行を退職し、その後1年間海外を放浪、その先の北欧でクリスマス間近でにぎわうお店の客に「ここで買い物をすることで、自分たちの子供だけでなく、南の国の子供たちの仕事作りにもなるんだ」という言葉を聞き、その仕組みを日本にも作りたいと帰国後事業を開始しました。

**
◆女性たちの意外な声「私たちにもやれることはないか?」

その際、新聞やテレビ等マスコミに報道されたこの事業に1000件以上の問い合わせがありました。その中で以外にも多かったのが、女性からの 「私もこうした事業をやってみたい」 という想い。

ところが、当時は担保も経験もない女性が事業を始めるといって貸し出してくれる金融機関などなく、ここにも社会の“困った問題”を発見。そこで、2つ目の事業として始めたのが「市民バンク(※1989年設立)」でした。

**
◆「夢を担保に」を合言葉に、140件総計6億円の融資を実現。自慢は「貸し倒れゼロ」

こうして始まった市民バンクの特徴は、事業にかける想いを夢作文という名で綴ってもらい、夢を担保に事業計画と熱意で融資を決定。ここから、たくさんの起業家が巣立っていき、140件の融資に対し貸し倒れはゼロという実績が自慢です。それは、ただ融資を行うだけでなくたとえばパン屋であれば売れない時は私たちも知人に必死に宣伝したり、購入したりと小さいながらも全力で事業の応援をしてきたからだと考えています。

**
◆ハードの問題をクリアしてわかったソフトの問題〜WWB/ジャパン誕生へ

 市民バンクを通じてお金の問題はクリアしたものの、経営や起業の準備に何をしたらいいかわからないという第二の問題を発見。そのタイミングで、私たちのこの2つの事業の実績から日本支部設立の話が立ち上がり、自分たちのやってきたことを還元していこうという想いで、起業支援事業を行う「WWB/ジャパン」が1990年に事業を開始しました。

**
◆「これまで」や「今あること」に捉われず、私たち自身も常にチャレンジすることを目指して

 現在では、女性に限定せず社会に必要とされることを自分で実現したい・自分の好きなことで生きていきたいという方向けに広く起業セミナーを開催、また、農村女性の農起業支援のセミナーも展開しています。
 そして支援事業だけでなく、起業の文字通り私たちも「己で走り」続けていくことが初めて本当に意味のある起業支援につながると考え、支援事業が半分、事業を続けながら自分たちのやりたいこと・必要だと思うことにグループ全体でチャレンジし続ける活動半分のバランスです。2006年には、主に「第3世界ショップ」の商品を使用し、私たち自身も店舗を持つチャレンジとして、カフェ運営も開始しています。

今後も様々なかたちで全国の想いをもってチャレンジしたいすべての人のサポート・協働を目指して活動を広げていきます。

◆事業内容◆

◆起業支援活動

◎起業セミナーの開催
◎起業応援イベントの開催 
◎事業相談(予約制)
◎会計、決算処理サービス
http://www.p-alt.co.jp/wwb/service.html
アサンテサーナカフェ(東京・目黒)の運営
◎起業家と起業家をつなげるプロジェクト 
◎パソコン教室 土曜.com(どようドットコム) http://www.cyber.gr.jp/doyou/

2)地域活性化事業
◎農業に付加価値を!(自立的に農業を営もうと思っている女性たちの応援)
(例)農村女性への講演、販売体験の場の提供、商品開発 など
◎インキュベーションセンターの運営
(例) 島根県大田市温泉津、明治43年の老舗旅館「吉田屋」の後継、北海道にて町内レストラン研修所開業のサポートなどを行い、地域の問題解決拠点として全国のモデルとなるビジネスを創出しています。

3)起業に関する書籍の販売

◆法人概要◆

◆代表・奥谷京子プロフィール

WWB/ジャパン代表 奥谷京子

大学時代、人事・組織設計を専攻。またボランティアをやりたい学生と企業・福祉施設やNPOなどのマッチングを行う活動に携わり、WWB/ジャパンに入社。自らカフェを立ち上げた経験や起業家のお店でパンやアイス クリームを売るなど実体験を元に全国で起業家スクールの講演、受講生に生きたアドバイスをしている。産業能率大学・松山大学で講師、浜松市のビジネスプランコンテストの審査員や内閣府の女性のチャレンジ賞選考委員も務める。
WWBホームページ内にてコラム「週刊WEB版うぉっち」を連載。

著書 「ひろう・もらう・つくる お金をかけない起業法」(アドア出版、2001年)

◆WWB/ジャパン理事
瀬戸内寂聴 (作家)
金城清子 (津田塾大学教授・弁護士)
今野由梨 (ダイヤル・サービス株式会社代表取締役、生活科学研究所)
寺澤芳男 (元経済企画庁長官、元参議院議員)
あだちゆきこ (WWBジャパン元代表)