奥谷京子コラム週刊WEBうぉっち

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第51回<町内レストラン、札幌に続々と登場!>
2009年3月19日

 昨年秋ごろから足しげく旭川や札幌に通っています。冬は雪に覆われるのに自給率200%で全国第1位の北海道。以前から「人参の豊作も考えもので、出荷調整で市場に出せずに土に返され、畑が真っ赤になるのが悔しい」と聞いて、何とか応援したいと思いました。

 まずは頑張る農家さんたちを紹介する「いち農家いち発信ブログhttp://www.waa-bc.com/agri/hokkaido/」を立ち上げました。そしてその農家さんたちや食について関心の高い人たちを繋ぐ場・勉強会を行い、アイディア料理の試食会などが何度も開催されています。さらに先月28日に「増やそう道産応援団!」というイベントを実施し、約200人が集まり、北海道産の農産加工品の即売会と同時に野菜100%の離乳食を作る女性など6組が起業プランを発表しました。

数週間の準備期間でぽのぽの食堂の内装も手作りで完成!もったいない野菜もディスプレイに雑穀米にカレイのから揚げ、野菜3種にお味噌汁がつくぽのぽの定食

 

 

 

 

 

 

 発表者の一人、目良裕美子さんは地元から食事券の購入などの応援を集め、「ぽのぽの食堂」という町内レストランを札幌の北25条にオープン。町内レストランとは、特に北海道は雪で外に出るのが億劫になる人も多いことから、歩いていける範囲(町内)に1軒ずつ安心して食べられるレストランを作ろうという考えに共感した人々が立ち上がり、この4ヶ月で目良さんのお店を含めて4店舗が誕生しています。道産のもったいない野菜(規格外、傷物など)を積極的に活用し、手作りのやさしいお食事を各店舗で提供しています。

意気投合して始めた小島さんと青木さん こんな活動に触発されて、町内レストランで知り合った女性二人が意気投合朝食の花豆サンドは最高でした!して始めた例も。今日の私の朝食は、もったいない野菜の入ったコンソメスープと花豆サンド。実家の無農薬花豆の煮豆とバターを自家製天然酵母パンに挟むホットサンドで、北海道らしさを感じる観光客には嬉しいモーニングです。

 経済が落ち込んでも、特技を活かして地元の人が地域に愛される飲食店を作っていく挑戦は札幌でますます広がっていきそうです。

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