奥谷京子コラム週刊WEBうぉっち

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第49回<世界の問題解決に日本の女性の知恵を!>
2009年3月6日

皆で講師の宮城先生を囲んで集合写真 2月16日〜3月6日まで、JICA(国際協力機構)の「女性起業家育成のための指導者セミナー」というプログラムの企画・運営を行っていました。参加者の皆さんは、パレスチナ、アフガニスタン、ブータン、スーダン、ソロモン諸島、ベリーズの6カ国で活躍する農業支援・男女共同参画を推進するエリートの皆さんたち。毎日私は英語漬けでした。

大田市場へ見学に。大きな生花のボールを見て皆が記念撮影。どこに行っても明るく元気でした 国の事情は様々です。中米のベリーズでは4,5人の子どもを抱えたシングルマザーが多く、さらにHIVやエイズ感染が蔓延しているので若いうちからの啓蒙に力を入れているそうです。いくつか女性のグループが手かげる手工芸品を見せてもらいましたが、編みかごを作る時に草木染でカラフルで環境にも配慮した商品を作りたいという想いも聞かせてもらいました。そこで広島で長年草木染工房をやっている工房からっぽの宇野淳子さんが原料のワラの一種がきれいに染め上がるか試してくれることになりました。


日本の武道を応用し、力をかけずにつかまれた手を離す方法を体験する研修員
  通年暑いソロモン諸島は900以上の島から出来ている国です。北海道視察の際に訪れた手づくりアイスクリーム店「花茶」で美味しい地元の野菜や果物がたっぷり入ったアイスを体験して、自分の国にはないから出来るかもとおっしゃっていたのに対して、「暑い国ではもっと脂肪分を落としたほうが喜ばれると思う。機会があれば現地に行ってみたい!」とオーナーの小栗美恵さん。

斉藤さん(写真右)の指導の下、ジャガイモをスライスする研修員の皆さん さらに規格外のジャガイモをスライス・乾燥して非常食のチップスに仕上げた北海道の斉藤昭子さんは、どうやって作るかを実演してくれました。体験したアフガニスタンの方は「自国で保存が問題だった。斉藤さんを“マミー”と呼びたい」と感動していました。

 各国の事情を聞くと、まだまだ日本にチャンスは十分あります。そしてこれらの知恵・技を世界へと広げていきたいと感じました。

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