フェアトレードの第3世界ショップの名前の由来

第3世界ショップという名前

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フェアトレードの第3世界ショップ

第3世界ってどんな意味?

フェアトレードの生産者 南インド南インド フェアトレード商品生産者
「第三世界」という名称は、1950年代の冷戦期に資本主義、社会主義のいずれの勢力にも属さないそれ以外の国々を、フランス革命時に新しい階級となった第3身分になぞらえてつけられたもので、東西の二勢力に対抗して植民地解放運動が盛んだったアジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々の総称として使われ始めました。

第1身分の僧侶、第2身分の貴族によって市民階級が搾取されていたフランスで、その市民階級の人々がフランス革命を主導して社会を変えてきたことにちなんで使われるようになった言葉です。 

「第三世界」と呼ばれる国々は、「発展途上国」「低開発国」と同義で使われることがしばしばあります。政治的、経済的、地域的に多様な国々を「第三世界」とひとくくりであらわすことは困難もあり、誤解を招くこともあります。

しかし、「第三世界」という名称は、“戦後期の支配的な東西勢力へ対抗するもうひとつの力、これまでにない新しい勢力を”という想いから生まれました。私たちはその想いに共感し、「第3世界ショップ」を名のり続けています。

フェアトレードの生産者ペルー フェアトレードニット 編み子さんたち
「第3世界ショップ」の母体である「プレス・オールターナティブ」の「オールターナティブ」にも、「既存のものに変わる新しいもの」という意味があります。これまでのすべての活動はその想いから始まり、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々の生産者との共存の関係を創ってきました。

そして今、私たちが思うのは、途上国の生産者が地域の個性を生かした商品を作っているのと、日本の地域で小さな起業家が地域の個性を生かして商品を作っているのとは、先進国と途上国という上下の関係ではなく、共通のテーマであり、対等な関係であるということです。

どちらも様々な困難を克服して事業として継続しています。「第3世界ショップ」という言葉は日本と途上国の関係をイメージさせます。しかしこれからは、地球と言う同じ土俵で、地域の人たちが各々の地域の問題を解決していく仲間であり、その問題解決のために、地域の受け皿としてのショップがあり、何処かの地域の生産者に、世界中の何処かの地域から「知恵」や「技能」、「お金」や「マーケット」を持ち寄って問題解決するネットワークにしていくことがとても重要だと思っています。

フェアトレードの第3世界ショップ