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東北関東大震災支援開始しました

東北関東大震災の救援物資


東北関東大震災の救援物資このたびの地震・津波による甚大なる被害、被災地の皆様にはお見舞い申し上げます。
そして、ご家族・ご親戚・ご友人等、安否の確認ができず心配されていらっしゃる皆様、無事に再会されることをお祈り申し上げます。

今回の悲報を受け、海外の取引先・関係者からも地震のお見舞いが続々と届いています。一方、国内の取引からは悲惨な状況が寄せられています。これに対してできることを即急に行おうと㈱プレス・オールターナティブ(第3世界ショップ基金)では若者が中心となって立ち上がり、全国の拠点をはじめ、卸先様、お客様から集められた救援物資を直接被災地(岩手県)まで届ける「緊急支援物資」の輸送を行いました。
次回の「緊急支援物資」の輸送は3月31日に山口県を出発します。物資募集期間は3月30日(必着)までとなります。
※救援物資の募集は昨日を持ちまして終了いたしました。沢山のご協力を頂きありがとうございました。これ以降の弊社での支援は現地の仕事創りにシフトして行く予定です。更新日時2011-03-31

海外の取引先・生産者パートナーからのメッセージ≫
「直接現地へ!救援物資運送」に関するプレスリリース≫
第3世界ショップが行う東日本大震災の取組へ≫

東北関東大震災の救援物資

東北関東大震災の救援物資3月20日(日)にその第1便が山口県(三田村茶の茶畑がある農園)を出発、関西、北陸、関東、日本海側経由して被災地である岩手県を目指して出発しました。「緊急支援物資」第1便では、灯油不足で寒さに震える人へ、捨てられる殻を炭化してエネルギーにした「ココナッツ炭団」を2.5トンと、その他衛生消耗品などの救援物資を届けに行きました。

第一便でお届け出来た物資

東北関東大震災の救援物資ココナッツ炭団■佐賀/ココナッツ炭団2.5トン  ■島根/七輪  ■京都/紙おむつ2箱
■大阪/失禁パット3箱、紙おむつ6箱、生理用品、衣類、歯ブラシ、口腔洗浄液、カップラーメン360食、使い捨てマスク8000枚、割りばし500膳、使い捨てカイロ、ボックスティッシュ、車いす3台
■金沢(フェアトレードショップ・アジール)/リサイクル衣類25箱、義援金
■福井(ファームハウス・コムニタ)/おかゆ、お米

※救援物資をご提供くださいました皆様、本当にありがとうございました。

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東北関東大震災の救援物資吹田PAにて荷物を積み込む様子。雨に濡れないようビニールシートでカバー。東北関東大震災の救援物資雨の中、トラックが次の拠点にむけて出発



次回は3月31日に救援物資を現地まで届けます!
私達、第3世界ショップのスタッフがトラックを走らせ現地まで直接、救援物資を運びます、被災者の方に手渡します。今回の第一便には間に合わなかったけれど、救援物資を届けたいという方からの救援物資をお預かりし、次回の「直接救援定期便」に載せて、現地までお届けできます。なお、以下にないものでも一定量提供できるもの等あれば下記に記載しております最寄りの連絡先までお問い合わせください。
※救援物資の募集は昨日を持ちまして終了いたしました。沢山のご協力を頂きありがとうございました。これ以降の弊社での支援は現地の仕事創りにシフトして行く予定です。更新日時2011-03-31

募集物資一覧
●衛生品
・歯ブラシ
・口腔洗浄液
・使い捨てマスク
・使い捨てカイロ
・失禁パット
・紙おむつ
・生理用品
・ティッシュ
・ウエットティッシュ
・ゴミ袋

●食料
・カップラーメン
・缶詰
・その他加熱不要な食品
●衣類、下着
●毛布(きれいなものを)
●タオル(未使用の物)
●その他
・軍手
・ビニール手袋
 ※雪がまだ降る地域も多いため、防水のビニール
 手袋が役に立つとのこと

※マスクやおむつ、下着・肌着など衛生用品につきましては未開封新品のものをお願いいたします。
※衣服につきましては洗濯、またはクリーニング済みで状態の良いものをお願いいたします。
※物資は、品目ごとに箱を分け、外側に品目を大きく明記して中身が分かる様にしてお渡しください。
※東北は雪や霜で地面が濡れていることが多いため、大切な物資が濡れてしまわないよう包んで頂けるととても助かります。

東北関東大震災の救援物資new010_01.gif

救援物資の届け先として、まず岩手県洋野町種市で天然ホヤ貝や養殖ウニを使ったレストランを営む庭静子さんの元に炭団等の救援物資を配布する拠点を設け、行政ではなく市民間で救済支援をします。

庭静子さんのお店は海岸沿いにあったため、一階部分が全部流されました。こんな折にもかかわらず、小高い場所にある町の直売所で営業を再開したとのことでした。 

震災以前のレストランの様子≫
時間をかけて作られる地元の名産品のほや塩≫

次に見えた大きな課題

東北関東大震災の救援物資「緊急支援物資」の輸送に東北に向かったスタッフが帰ってきました。今回向かった岩手県洋野町種市で無事救援物資を届けることができ、町は比較的落ち着きを取戻しつつあるものの、地域の主要産業であった漁業などは漁港や船が津波に流されたことで、今後物資の問題をクリアできても働く場を創っていくことが大きな課題となりそうです。

実際に現地の声を聞いてわかったこと

東北関東大震災の救援物資また、実際に現地の声を聞くことで大切とわかったのが「差別感を生み出させない」ことでした。どういうことかというと、現地に物資が届くことはとても有難いのだけれど、それが少量多品目であったり個別の郵送だとまんべんなく全員に配布することができなくなり、差別感が生まれてしまうこともあるのだそうです。今まで以上に地域の人々の連帯感が必要な今、それは避けたいという想いを直接現地に赴き知ることができませんでした。

第一便で運んだ物資の使い道のご報告

燃料である炭団(たどん)と七輪は、洋野町種市の農家のみなさんに、車椅子は、洋野町にある「アグリパークおおさわ」という宿泊・入浴施設に、マスク、カップ麺、紙おむつ、尿とりパッドなどは、三陸鉄道を通じて野田村に渡されました。

東北巻頭大震災2.jpg次々と運びだされる物資。東北巻頭大震災3.jpg全国の皆さまから集まった物資を無事に届けることが出来ました。

東北関東大震災の義捐金受付

第3世界ショップでは、東北関東大震災に対する復興支援を目的として募金活動を実施しております。当口座にお寄せいただいた義援金は、直接救援定期便ほか、東北関東大地震の被災者の方々に対するプロジェクト費用として活用させていただきます。
1日も早く被災者の皆様に笑顔が戻ること願うと共に、1人でも多くの方にご協力を頂ければ幸いです。



≪第3世界ショップ基金振込先≫

ゆうちょ銀行 振替口座
口座番号 00190-1-725023
加入者名 第3世界ショップ基金
※通信欄に「東日本大震災支援」と
ご記入ください

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