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マヤ・クワトロ: コアな応援団を大切に  
執筆者: asante
発行日付: 2005/8/31
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「コアな応援団を大切に」

文:ビスタ・エルモサ農園 エドウィンさん


エドウィンさん

コーヒー畑の点検に向かうエドウィンさん(左)


コーヒーも他の農作物のように、収穫量が毎年変わります。 また、いくらたくさん作ろうと思っても自ずと量には限りがあります。 コーヒーの値段は、伝統的に私たちの個々の生産事情とはあまり関係のない市場で決まってしまいます。 今年は1月に何度か雹が降ったのですが、ひどくあたってくれて(皮肉交じりに)うれしい限りです。 大粒の雹が降ったのは短い時間でしたが、コーヒーの実は傷が付くぐらいならまだいいですが、樹から実が打ち落とされてしまいました。 試飲をしてみると、昨年と同じくコクがあるので、そこは大変良かったと思います。 少し前まで雹害の後始末で色々大変だったですが、来年以降は安定できればと思います。

安定させる基本は、長期的で目的を共有する「関係」です。 たくさんの方がニューヨーク市場価格に固定プレミアムを上乗せして長期契約しようと提案してくださったり、要望してくださったりしましたが。 しかしこれは結局同じモノに対して、やはり価格は色々変わるかもしれないということです。 スーパーでの買い物と同じように、「安かろう悪かろう」というのは実際あります。 一年以上も安い価格が続けば、私たち生産者は何とか経営を維持しなければなりません。 すると品質の良いコーヒーはなかなか作れなくなります。 収穫する人件費を払えないほど市場価格が低迷したときは、収穫できない農家も出て来ます。 一回収穫をしないと、そのあとコーヒーの木が同じ元気を回復するのに2年はかかります。 私の両親も祖父母も従弟もおじさんも叔母さんも同じような苦労をしました。 私たちは市場価格がどんなときでも、ビスタ・エルモサ農園の名に恥じない品質を維持してきましたが、うちの農園だけでなく周りの村全体の生活と環境の質の向上のためにも、いつも余分な1マイルを歩もうと心がけています。

農家と消費者がお互いのためになる、安定的で持続性な関係を深めていきたいです。 私たちも、みなさんがその時々に一番安い値段で売る誰かから買うよりも、みなさんに高いレベルでかかわっていただくようにお勧めしたいです。 それは、私たちのコーヒーの素性で見るということでありますし、飲む人の持続性という関係がなくてはなりません。

まずはお客さんと価格の安定だと思います。 私たちは限られた量しか作れませんし、そのため限られた方にしか販売できません。 2006年には、新しいお客さんを探さなくても、私たちの生産量が追いつかなくなるのではないかと思います。 この小さなコアグループに焦点を合わせて、毎年この高い価値を限定的に届け続けたいと思います。 コーヒーの値段は、ニューヨーク市場の相場でほとんど決まってしまいますが、相場に連動しないで本気の関係を強くしようと私たちが思いさえすれば、買う側も作る側もお互い極端にコストを下げようとばかり考えずに済み、価格を安定できるのではないかと思います。

それから、そのコアな関係を深めていくことです。 だれかと一緒にビスタ・エルモサ農園に一緒に旅をしてくれたらと思います。 自分で汗を流せば、本当に良く学べます。 そうしたら、フェアトレードや日陰栽培、オーガニックなど、ビスタ・エルモサ農園がやっていることを、他の人にも直接伝えられるでしょう。

(了)

* ビスタ・エルモサ農園の貴重な取り組みが続けられるのは、作る人だけでなく飲む人の応援する気持ちと継続的な利用があってこそです。 若いエドウィンさんの志をみんなで応援しましょう!
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地球食
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