生産者紹介

生産物

生産者

場所

野菜

 林農園 林重孝さん

千葉県佐倉市

雑穀

庄村米穀店 庄村敏さん

岐阜県郡上八幡市

野菜

田中ファーム 田中三郎さん

群馬県渋川市

玄米と野菜

三里塚ワンパック野菜 石井恒司さん

 千葉県成田市

玄米

 べじたろう農場 今井虎太郎さん

 神奈川県伊勢原市

味噌

あさひ愛農園 寺坂律子さん・康夫さん

福井県鯖江市

<野菜の生産者>
林農園 林 重孝さん (千葉県 佐倉市)53歳
11月28日(日)林さんと消費者の交流会あります


林さん
(農地面積)畑 150a ハウス 1a 果樹 30a 合計1.6ha
(生産物)畑;旬の野菜、年間約80品目、大豆、キウイフルーツ、鳥、卵、にんじんジュース、きな粉など

プロフィール 1977年大学の農学部を卒業後、両親の農業の手伝いに入る。家は代々の農家。3年目、農薬を使う農業に疑問を持ち、埼玉の有機農家で1年間の研修を受ける。実家に戻り有機農業を始める。当時、両親は近所の農家から有機農業について批判も受けたが、林さんは必ずできるという信念で辛抱した。始めて4,5年もすると収穫量も増えてきて、軌道に乗り始めた84年、有機農業の関係で現在のパートナーと知り合い、結婚。同じ志を持つ心強いパートナーを得て、経営も安定し、始めは批判的だった周囲の農家にも林さんの栽培方法を参考にする人が出てきている。
とれた野菜は、60件ほどの消費者に配達している。野菜を消費者の玄関先に置く時、農薬も化学肥料も使わないで、丹精込めて作った野菜なので、どうかうまく調理してくださいという気持ちを込めて、思わず、「お願いします!」と言ってしまう。消費者はこの野菜で自分は生かされているという意味で、「ありがとうございます」と言ってくれる、という消費者と顔の見える関係を大切にしている。

<どんな農業をめざしているのか?>
人と環境に優しい食と農を求めて、安全な農産物の生産と有機農業の実践をしている。また、循環する農業を実践している。家で飲むお茶は、畑の脇にお茶の木を植えて、摘んで飲んでいる。醤油や味噌も自家製の大豆で作っている。屋根には54枚のソーラーパネルが取り付けられていて、夜と冬のみ電力会社から電気を買う。天気の良い日は、自家発電でまかなわれる。庭には、ゆずやブルーベリー、栗やキーウィなども植えられていて、自給自足を目指している。

<林さんにとって、農業のすばらしさとは?>
人間らしく生きれるということ。適度に体を動かし、安全でおいしい食べ物を食べ、すばらしい自然環境の中で生活できる。周りに森林があれば、森林浴をしていることになる。また、子供と一緒に食事が取れるのも農業のよさ。農業はよく3K産業と言われるが、発想を逆転すれば、これほどすばらしい仕事はないと思う。

<今後の課題や夢は?>
林農園のごぼう
常時住み込みや通いの農業研修生を受け入れている。林さん自身が研修でお世話になった感謝も含めて、少しでも有機農業者が増えればと思っている。また、2ヘクタールほどの山林があるが、長男が後を継いでくれたら、子孫のために植林、下草刈り、枝打ちなどの山仕事をして木を育てたいと思っている。それは同時に地域に、日本に、山林を残す仕事となるから。これからも、有機農業を実践することによって、農村本来の環境を取り戻し、地域や消費者に共感が得られる農業や暮らしを求めていきたい。


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<雑穀の卸小売店兼生産者>
庄村米穀店  庄村敏さん(岐阜県郡上八幡) 50歳代

 

プロフィール 
岐阜の郡上の山間部で生まれ育つ。印刷機械の会社で総務を長く経験。退職して、奥様のご実家のお米やさんを経営し、雑穀の栽培も始めた。 



<命をつないできた地域食材>
食べ物を食べる時、こういうことをしみじみ思う人がどのくらいいるのだろう?

岐阜の郡上八幡で雑穀を作り続けている庄村さんに「庄村さんにとって雑穀ってどういうものなんですか?」と聞いた私の質問への答だ。

庄村米穀店高きび
土地が貧しく、米もとれなかった時に、雑穀が祖先の命を支えてくれたからこそ、今、自分がここにいられる、そういう食べ物なんだ、と。だから、今、雑穀がお肌にいいとか、健康にいいとか、そういうところでとらえられているのと、自分はまったく違ったところから出発してる。自分にとって雑穀を伝えると言うことは、自分達の生きていた生活や文化丸ごと伝えないと、伝えられないことなんだ、と。

雑穀は、よく、本などでは、どんな荒地でもできるとか、書かれているけど、とんでもない。ほんとに手間がかかり、収穫も大変、収穫後も大変。でも、雑穀も生き延びようとがんばっている。あわやきびなど、収穫後、殻から実をはずす機械があるが、何度そこを通しても外れないかた〜い殻のものがあるそうだ。それは、他の種子がだめになっても、何年か後に発芽できれば、種が保存されるためのしくみらしい。しかし、そういうがんこな雑穀は庄村さんがピンセットで取り除いて出荷しないとだめ。雑穀には、そういう種の持つたくましさがあるが、生き残ってきた物と言うのは、美味しいもの、とおっしゃっていた。ほんとに郡上八幡のたかきびは美味しい。カフェでもたかきびのビビンバ丼は人気メニューだ。
それにしても、底抜けの明るさを感じさせる奥様と歩く生き字引のような庄村さん、ほんとに素敵なご夫婦。「物って、こういう人から買いたいよな〜」しみじみ思いました。

ますます雑穀のこと、カフェで伝えていきたいと思います。

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<野菜の生産者>
田中ファーム 田中三郎さん (群馬県 渋川市)58歳

・・・カフェのカレーの玉ねぎを一手に支えてくれているのが田中さんのところの玉ねぎ。玉ねぎは難しい作物と言われていますが、田中さんのところではかなり大量に作られ、保管も大型の保冷庫で保存し、長期的に出せるように工夫されています。

(農地面積)水田&畑 1ha
(生産物)畑;旬の野菜、年間約30品目

プロフィール 農家の4代目。中学を卒業後、伝習農場(現在の農林大学校)に1年間通って農業を学び、その後、東京の大平農園さんで2年研修を受ける。その後、実家に戻り、3〜4年農業を手伝った後、30年間地元の消防署に勤める。退社する10年くらい前から、大平農園さんを見ていて、これからは農薬などを使わない時代が来るだろうと思い、大平農園さんで教えてもらいながら実家の畑で有機農業を始め、退社後、専業農家として始める。 

<どんな農業をめざしているのか?>
安全な野菜で、消費者が安心して食べていただけるような、味の良い野菜を作っていたい。

<田中さんにとって、農業の面白さ、楽しさとは?>
30年間の勤め人の生活を思うと、人に縛られない、人に管理されるわずらわしさから解放され、自分で自由気ままできる今の生活はうれしい。自分がやっただけ返ってくるが、勤めていた時の様な安定した給料はないが、それでも、野菜を育てている時は、自分の子供を育てているのと同じような喜びがあり、出荷するときは、自分の子供がよそに行っちまうような寂しさがある。

<農業のつらさとか大変さはありますか?>
堆肥を作るのが大変。動物性の堆肥は入れないで、樹木を剪定したものを粉砕して、自家用のわらなどと混ぜて堆肥を作っている。
後は、草むしり。これにずいぶんと費やされる。最近は見たこともない植物(帰化植物?)なども増えてきて、5年位前から、草の種類も変わってきたような気がする。

<今後の課題と展望は?>
レストランなどの卸し先を何店舗が持って、特別高い価格などにはしないで、ある程度普通に買えるような価格にして、安定して出荷することで、生活がなりたつようにして、後継者につなげたいと思う。

<これから農業を志したいという人にメッセージを!>
安易な気持ちでは続けられない。信念を持ってやらいないと、ね!

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<玄米と野菜の生産者>
三里塚ワンパック野菜 石井恒司さん (千葉県成田)59歳

(農地面積)水田:120a  畑
(生産物)旬の野菜、年間約60〜70品目、大豆 


<どんな農業をめざしているのか?>
安全でおいしいものを自分で食べたいと思って働いています。皆さんのところには、その余り物が行くと思って下さい。

<石井さんにとって、農業の面白さ、楽しさとは?>
百姓と農業の違いをご存知ですか?生活のあり様として、作物、動物と接しています。だから休みはありません。気がつくと自然と体が動いています。
ワンパック
<農業のつらさとか大変さはありますか?>
つらさはありませんが、収穫前に来る台風がおそろしい。今年の稲刈りは大変であった。

<今後の課題と夢は?>
もう年ですので、若者に日本の農をたくしたいです。


<これから農業を志したいという人にメッセージを!>
ワンパックに1度来て下さい。これからの日本の農について語りたいですね。仕事も歓迎です。

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<玄米の生産者>
べじたろう農場 今井虎太郎さん (神奈川県 伊勢原市)28歳

べじたろう農場今井虎太郎さん(農地面積)畑;110a
水田150a

プロフィール 大学生まで野球一筋の生活をしてきた野球少年だった今井さんが、大学時代にふとしたことから農業に興味を持ち、たまたま研修に行った先が埼玉県小川町の有機農家、田下農場。その後、神奈川県の相原農園さんでも研修を受けることになる。ご実家は農家の3代目。お父様は会社を経営しているので、今井さんが祖父から農業を引き継ぎ、試行錯誤の中、今年で3年目。田と8箇所の畑をほとんど一人で耕している。米作りでも試行錯誤をかかさない。無農薬無化学肥料で米を作ると言うのは、雑草との闘いに尽きるかもしれない。http://www.vegetaro.com/index.html

<どんな農業をめざしているのか?>
これから何十年も持続できる農業を。あと50年くらいはやるつもり。
言ってみれば、50年後もやっていられる農業を、土地にも自分にも負担をかけない農業。
それから、「顔が見える農業」を目指している。野菜は、伊勢原市内を始め、厚木や平塚、横浜の一般家庭に届けている。

<今井さんにとって、農業の面白さとは?>
今、始めて3年目。面白さは、成功と失敗がよくわかるところ。手を抜いたところは、手を抜いたなりになり、手をかけた所は、応えてくれるところ。それから家族がずっと一緒にいられることが良いところ。

<農業のつらさとか大変さはありますか?>
大変とかはあまり自分は感じない。ただ、普通の職業に比べて労働時間が長い。今日いくらもうけたとか、時給で換算するとがくっと来る。そんな時は、自分の目標を持って、目標をクリアして、お金はあとからついて来るから。

<新しい試みをいろいろ続けていらっしゃいますが・・・>
べじたろう農場一番考えているのは、ここらへんで農業やる人がいない。僕がやらないとどんどん畑が空いていく。そういう状態なので、手をかけず、体力的に疲れないようにして、大きい面積をこなしていこうと思う。他の人から見るとちゃんとした有機農業ではないと思う人もいると思うが。そのために、使える機械を使ったり、自然の力である菌を利用したりといろいろやっている。
HPはデザイン関係の仕事をしている友人に依頼し、チラシの製作料は米30キロで頼んでいる。

<これから農業を志したいという人にメッセージを!>
1人でやるのではなく、1人では限界があるので、仲間を作ってやると良いと思います。

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<味噌の生産者>
あさひ愛農園 寺坂律子さん・康夫さん (福井県 鯖江市) 

プロフィール
味噌や味噌加工品の製造販売、味噌作り体験のできる工房「あさひ愛農園」を経営。また、夏の間は有機栽培で桃の生産・販売も行っている。

※詳細なインタビュー記事はアサンテサーナカフェを直営する、起業支援を行うWWB/ジャパンで紹介されています。

 

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